12月13、14日と名古屋にてISO9001内部監査員の講習会に参加してきました。
私どもは会社としてはISO9001の取得はしておりませんが、CIW認定制度という検査会社のための認定制度から認定を受けております。その認定制度が大きく変更されISO9001に準じた内容に変更されたのが3年前でした。
お恥ずかしながら当時は全くと言っていいほどいわゆるQMSについての知識がありませんで、何とか認定更新に間に合わせようと規格の内容などを理解しようとすることなく、マニュアル例から引っ張ってこれるところはどこだ?などと探していたような状況でした。あまりおおっぴらには言えませんが、よく前回の認定更新をくぐり抜けられた、と冷や汗が出るような思いです。
その後、自習ではとても追いつけないと感じましたので、福井県若狭湾エネルギー研究センター主催(講師テクノファさん)のISO解説コースに計5日間参加し、その内容を受けテクノファさんの内部監査員講習を受けてきた次第です。
学習前のイメージではISOというとよく言われる文書管理の手間が増えるなどの弊害のイメージが強かったのですが、実際に内容を学習すると、成長する組織とはこれらのポイントを押さえなくてはならないというひな形を与えてくれているものなのだというようにイメージが変わりました。
また講師の方々もISOは会社を良くするためにあるんだという前提でのお話で、これを上手く使わない手はないと思いました。私としては特に印象的だったのは「ダブルスタンダード」という言葉で、それがないように仕組みを変えていくことがISOを本当に会社に根付かせるということだという理解です。
CIW認定とISOとは内容は同じではないですが、この講習で得られた知識を元にまずは変えられるところから変えていこうと思います。
(森専務)