CIW認定継続

先般審査を受けましたCIW認定の継続審査は無事通りました。この4月より新しい次の3年間の認定期間に入り認定証も本社社長室の入り口に新しく届いたものを掲示しました。

 

CIW認定というのは社団法人日本溶接協会が認定している日本で唯一の非破壊検査会社に対する認定制度です。現在の所6年毎の更新で更新3年後のサーベランスとなっています。その認定のための規格が大幅に変更されたのが3年前でその規格変更後の審査は私どもとしては2回目ということになりました。

 

溶接部の品質保証の一旦を担う者の認定制度として考えますと、その要求事項は高いものであることが望ましいと言えます。実際ISOの思想に準拠した規格に変更されたのは3年前ですが、その観点から言いますと世の中の流れからは随分遅かった、もっと早期に移行すべきであったと私個人的には思います。

 

しかし一方で認定を受ける当事者としては、当然要求が高くなればきつくなるというジレンマがあります。やはり私どもの業界内でもそのジレンマは大きく、私自身も当初は理不尽であるといったような思いを持ちました。

 

しかし思うのですが、こういうことはやはり厳しい方がよいのだ、と思います。確かにエネルギーは必要ですが、そういった外部からの強制力があるおかげで無理矢理自分たちがレベルアップできる、せざるを得ないわけですし、長期的に見たらそれについてこれる仲間が残った方が良い業界になるに違いないと思うわけです。

 

さて、そういったことで次の更新の3年後にはどういった自分たちになっているのか?そのために今日この日1日1日を充実させていきたいと思います。

 

(森専務)

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